「紹介とSNSで仕事は回っているから、ホームページはいらないと思う」
「作るとしても、お金も更新の時間もかけたくない」
ひとりで仕事をしている個人事業主やフリーランスなら、こう考えるのは自然なことです。
先に結論をお伝えします。
個人事業主のホームページは、全員に必要なものではありません。
要るかどうかは、仕事の取り方と、依頼する前の相手が何を確かめたいかで決まります。
紹介と今の取引先だけで予定が埋まっていて、仕事を増やす予定もないなら、今は作らなくても困らないことが多いものです。
一方で、知らない人から依頼を受けたいときや、受ける仕事を選びたいときは、相手が確かめに来る場所として持っておく意味があります。
この記事では、本当にいらない人の条件と、いる人・いらない人の見分け方を整理しました。
自宅の住所や本名を出したくない、更新の時間がない、費用をかけたくないといった、ひとりで仕事をしている人ならではの悩みにもお答えします。
業種を問わないホームページの役割はホームページの必要性とはにまとめていますので、あわせてご覧ください。
この記事で分かること
- 仕事の取り方ごとのホームページの出番
- ホームページがいらない人の条件
- 依頼の前に相手が確かめたい5つのこと
- 自宅の住所を載せたくないとき
- 本名を出したくないとき
- 更新の時間がないとき
- 費用をかけたくないとき
- ネットで売るときの特定商取引法の表記
- よくある失敗
仕事の取り方で変わる、個人事業主のホームページの出番
個人事業主がホームページはいらないと考えるのは、今の仕事がホームページなしでも回っているからです。
ただ、仕事の入り方によって、相手がホームページを見に来るかどうかは大きく変わります。
主な入り方は、紹介・SNS・検索・仕事の仲介サイトの4つなので、順に見ていきましょう。
紹介で仕事が来る場合
紹介で仕事を受けるときは、紹介してくれた人への信頼が、そのまま最初の安心になります。
けれども、紹介された側は、連絡をする前に名前や屋号で検索してみることがあります。
そのときに何も出てこないと、どんな仕事をしている人なのかを、紹介者に聞き直すしかありません。
そのため、紹介が中心の人ほど、名前で検索したときに仕事の中身と連絡先が分かる場所を1つ用意しておくと、話が早く進むものです。
SNSで仕事が来る場合
SNSは、作品や仕事の様子を見てもらう入口として役立ちます。
例えば、デザインや写真、手作りの品のように見た目で伝わる仕事は、投稿そのものが実績の代わりになります。
一方で、投稿は新しいものから順に流れていくため、料金の考え方や依頼の流れを後から探すのは手間がかかるものです。
プロフィールと固定の投稿で仕事の受け方まで伝えられているなら、SNSだけで足りることもあります。
伝えきれないことが増えてきたら、それをまとめておく場所としてホームページを考えてみましょう。
検索で見つけてもらいたい場合
知らない人に検索で見つけてもらうには、仕事の内容が書かれたページが必要です。
例えば「大阪 出張撮影」のように地域と仕事の名前で探す人は、検索結果に出てきたページを開いて、依頼先の候補を比べます。
SNSの投稿だけでは、こうした検索の結果に出る場面は限られます。
検索から新しい仕事を増やしたい人にとっては、ホームページの出番がいちばん多い場面です。
検索で見つけてもらうための進め方は、自社でできるSEO対策の完全ロードマップにまとめています。
仕事の仲介サイトで仕事を受ける場合
仕事の仲介サイトやスキルを売り買いするサービスでは、サイトの中のプロフィールと評価を見て依頼先が選ばれます。
依頼する側はそのサイトの中で比べて決めるので、外のホームページまで見に来るとは限りません。
そのため、仲介サイトの中だけで仕事が回っているなら、ホームページの出番は少なめです。
サイトの外で直接やり取りをするときの決まりは、それぞれのサイトの規約で確かめておきましょう。
個人事業主のホームページがいらない人の条件
では、ホームページを作らなくても困りにくいのは、どんな人なのでしょうか?
ここでは、今は作らないという選択が十分に考えられる条件を、4つに分けてお伝えします。
ただし、ここでいう「いらない」は今の仕事の取り方が続く間の話なので、取り方が変わったときが見直しどきです。
紹介と今の取引先だけで予定が埋まっている
長く付き合いのある取引先からの仕事と、その紹介だけで予定が埋まっているケースです。
例えば、前の勤め先から仕事を受け続けている人は、相手がすでに仕事ぶりを知っています。
そのため、依頼の前に改めて調べられることはほとんどありません。
この状態が続いているなら、ホームページを作る時間を今の仕事に回すほうが、得られるものは大きいこともあります。
新しい仕事や取引先を増やす予定がない
今の量の仕事を続けられれば十分で、増やすつもりがない場合も、急いで作る必要はありません。
ホームページは、新しい相手に見つけてもらったり、確かめてもらったりするための場所だからです。
ただ、増やすつもりがなくても、取引先の担当者が替わったときに、名前で検索されることはあります。
そうした場面が気になるなら、SNSのプロフィールを整えておくだけで足りる場合もあるでしょう。
仕事の仲介サイトのプロフィールと評価で選ばれている
仲介サイトの中で依頼が決まるなら、相手が確かめるのはサイトの中のプロフィールと評価です。
そのため、ホームページを作るより、プロフィールの文や実績の欄を埋めるほうが先になります。
評価が積み重なっている間は、その評価が依頼する側の安心につながっています。
お店や教室で、Googleマップの情報で足りている
近所の人が地図で見つけて来てくれる小さなお店や教室なら、Googleビジネスプロフィールで足りることもあります。
営業時間や場所、写真、口コミが見られれば、近くの人はそれだけで行くかどうかを決められるからです。
Googleビジネスプロフィールの始め方はMEO対策とはにまとめています。
教室で体験の申し込みを増やす方法は、教室・スクールのホームページ集客で詳しく解説しています。
個人事業主に依頼する前に、相手が確かめたい5つのこと
個人事業主にホームページが要るかを見分けるには、依頼する前の相手の気持ちから考えるのが近道です。
ひとりで仕事をしている人に頼むとき、依頼する側は主に下記の5つを確かめたいと考えるものです。
- どんな仕事をしてきたか(実績)
- 料金はどう決まるか(料金の考え方)
- どんな人が担当するのか(人柄)
- 連絡したら返事が来るか(連絡先)
- 本当に活動している人か(実在するか)
これらが今のSNSや仲介サイトのプロフィールでそろっていれば、ホームページがなくても依頼につながることは十分にあります。
反対に、伝わっていないものが多いほど、まとめて確かめられる場所を持つ意味が大きくなります。
実績:どんな仕事をしてきたか
依頼する側がまず知りたいのは、自分が頼みたい仕事に近い経験があるかどうかです。
例えば、ロゴを頼みたい人なら、これまでに作ったロゴの例と、どんな相手の仕事だったのかを見たいものです。
取引先の名前を出せない仕事なら、「飲食店のロゴ」「教室のチラシ」のように、業種と仕事の種類だけでも書いておきましょう。
名前がなくても、どんな相手のどんな仕事を受けてきたかが伝われば、頼めるかどうかを判断しやすくなります。

料金の考え方:どう決まるのか
料金が分からないと、相手は頼んでいい金額なのかが分からず、問い合わせをためらってしまいます。
すべての金額を載せられなくても、何によって料金が変わるのかを書いておくだけで、相談しやすさは変わるものです。
例えば「作業の時間で決まる」「点数で決まる」「交通費は別」のように、決まり方を書いておきましょう。
最低いくらから受けているかを書ける場合は、下限だけを目安として示しておくのもひとつの方法です。
人柄:どんな人が担当するのか
個人事業主に頼むときは、話をする相手と、実際に仕事をする人が同じです。
そのため、依頼する側は、どんな考えで仕事をする人なのか、話しやすそうな人かどうかも気にしています。
顔写真を出したくない場合でも、仕事の進め方や、仕事で大切にしていることを文章で書けば、人柄は伝わります。
連絡先:連絡したら返事が来るか
ひとりで仕事をしていると、作業中や移動中など、連絡を返せない時間がどうしても出てきます。
相手からすると、返事がいつ来るか分からないまま待つのは不安なものです。
返事をする時間帯の目安や休みの日を書いておけば、すぐに返事が来なくても、相手は落ち着いて待てます。
実在するか:本当に活動している人か
ネットで知った相手に初めて頼むとき、本当に活動している人なのかは誰でも気になるところです。
屋号と活動している地域、いつからこの仕事をしているのかが分かるだけでも、相手の安心につながるものです。
ホームページがなくても、SNSや仲介サイトのプロフィールにこれらがそろっていれば、同じように確かめてもらえます。
このように、5つのうちどれが今の場所で伝わっていないかを見れば、ホームページを作るかどうかを決めやすくなります。
自宅の住所を載せたくない個人事業主のホームページ
自宅で仕事をしている個人事業主にとって、住所をどこまで出すかは悩みどころです。
ネットで物やサービスを売るかどうかで考え方が変わるので、ここでは売らない場合と、Googleマップに載せる場合を見ていきましょう。
仕事の紹介のためのページなら、地域で伝える
ネットで売らず、仕事の紹介と問い合わせの窓口として使うページでは、住所を市区町村までにとどめている人もいます。
「大阪府内に出張します」のように、仕事を受ける地域で書く形もあります。
依頼する側が知りたいのは、多くの場合、自分のところに来てもらえるか、近くで会えるかどうかだからです。
例えば出張して仕事をするなら、番地まで書かなくても、対応できる地域が分かれば相談はしやすくなります。
ただし、ネットで物やサービスを売る場合は、住所の表示に決まりがあるので、後の特定商取引法の章で確かめてください。
Googleマップでは「非店舗型」として住所を表示しない
お客様のところへ出向いて仕事をする人は、Googleビジネスプロフィールでも、住所を出さない形が基本です。
Googleのガイドラインでは、拠点の住所でお客様を迎えない「非店舗型ビジネス」は、住所を表示しないこととされています。
例として、自宅を拠点に仕事をしている配管業者は、プロフィールから住所を消すよう案内されています。
その代わりに、市区町村や郵便番号などで、仕事を受ける地域を設定する仕組みです。
ただ、Googleビジネスプロフィールを作れるのは、お客様が訪れる場所があるビジネスか、お客様のところへ出向くビジネスとされています。
ネットのやり取りだけで仕事が完結する場合は、どちらに当てはまるかを先に確かめておきましょう。
また、郵便を受け取るためだけに借りた住所(バーチャルオフィス)にも注意が必要です。
そこで実際に仕事をしていないなら、その住所ではプロフィールを作れないとされています。
本名を出したくないときの、屋号と名前の使い分け
本名を出さずに、屋号や活動名で仕事をしている個人事業主もいます。
仕事の紹介のためのホームページなら、屋号や活動名を中心にして作っているものもあります。
気をつけたいのは、紹介で仕事を受けるときです。
例えば、紹介してくれた人が本名で伝えていると、相手は本名で検索するため、屋号のページにたどり着けないことがあります。
そのため、紹介してくれる人に、どの名前で伝えてもらうかを決めておきましょう。
SNSとホームページ、名刺で同じ名前を使っておけば、どこから調べても同じ人だと分かってもらえます。
一方で、ネットで物やサービスを売る場合の表示では、屋号だけでは足りないとされています。
この点は、後の特定商取引法の章で詳しく見ていきましょう。

更新の時間がない人は、更新しなくていいページから作る
ひとりで仕事をしていると、ホームページを更新する時間はなかなか取れません。
そのため、はじめから更新しなくても古くならないページを中心に作っておくのがおすすめです。
例えば、下記の4つは、一度書けばしばらく変わらない情報です。
- 仕事の内容と、受けている範囲
- 料金の決まり方
- 依頼の流れと、連絡先
- よく聞かれる質問への答え
反対に、空き状況や新しい作品のようにすぐに変わる情報はSNSに任せて、ホームページからSNSへリンクを張っておきましょう。
そうすれば、ホームページの中身は年に数回程度の見直しで済み、新しい情報はSNSの投稿で補えます。
「お知らせ」の欄を作るなら、最後の更新が何年も前のままになっていないか、ときどき見直してください。
日付の入ったお知らせが古いままだと、今も活動しているのかを相手が不安に思うためです。

費用をかけたくない個人事業主は、1ページのホームページから始める
ホームページの費用は、作るときの費用と、続けるための費用の2つに分けて考えると整理しやすくなります。
続けるための費用には、ドメインやサーバーの料金のほか、自分が手を動かす時間も入ります。
自分で作るか、頼むか
費用を抑えたいなら、無料や低い価格で使えるホームページ作成のサービスで、自分で作る方法もあります。
AIを使って、ホームページの文章や見た目を作れるサービスもあります。
ただ、自分で作る場合は、作る時間と、公開した後に直す時間がかかることも考えておきましょう。
AIで作るなら、AIでホームページを作る前に知っておきたい7つのポイントと注意点を先に読んでおくと、つまずきやすい点が分かります。
1ページに載せることから始める
はじめから何ページも作ろうとすると、費用も時間もふくらみがちです。
そのため、まずは依頼する前の相手が確かめたい5つのことを、1ページにまとめることから始めましょう。
例えば、仕事が増えて実績を分けて見せたくなったら、そのときにページを足していく程度で十分です。
制作会社に頼む場合の費用の考え方は、大阪でのホームページ制作をご覧ください。
ネットで物やサービスを売るなら「特定商取引法に基づく表記」を確かめる
ここまでは、ネットで物やサービスを売らない、仕事の紹介のためのホームページを前提にしてきました。
ホームページで申し込みを受けて売る場合は、住所や氏名の扱いが変わるので、消費者庁の案内をもとに要点だけ見ておきましょう。
ホームページで申し込みを受けて売ると「通信販売」にあたる
消費者庁の案内では、新聞やチラシと同じように、ホームページの広告を見た消費者がネットで申し込む取引も「通信販売」の例に挙げられています。
営利の意思を持って繰り返し取引をしていれば、個人でも対象になるとされています。
物の販売だけでなく、お金を受け取って行うサービスの提供も、対象に含まれる点に注意しましょう。
通信販売の広告には、価格や支払いの方法などとあわせて、事業者の氏名、住所、電話番号を表示することが定められています。
なお、申し込む側が営業のために結ぶ契約などには、この決まりを適用しないと定められています(特定商取引法第26条)。
取引の相手によって扱いが変わるので、自分の取引がどちらに当たるかを確かめておきましょう。
屋号だけ、番地を省いた住所では足りない
消費者庁の解説では、個人事業者は、戸籍上の氏名か、商業登記簿に記載された商号を表示するとされています。
通称や屋号、サイト名だけの表示は認められていません。
住所も、現に活動している住所を、番地まで正確に表示する必要があるとされています。
活動していない私書箱などの住所だけでは認められないとされている点にも、気をつけておきましょう。
氏名・住所・電話番号の表示を省略できる場合
一方で、氏名や住所、電話番号の表示を省略できる場合もあるとされています。
条件は、請求があれば書面や電子メールなどで「遅滞なく」提供すると広告に表示し、実際に遅滞なく提供できるようにしておくことです。
ここでいう「遅滞なく」は、申し込むかどうかを決める前に、十分な時間の余裕をもって提供することとされています。
また、バーチャルオフィスの住所と電話番号でも、決まりを満たすと考えられる場合があると案内されています。
その条件として挙げられているのは、下記の2つなどです。
- 連絡先として使うことについて、バーチャルオフィスの運営事業者と合意していること
- 運営事業者が本人の現住所と本人名義の電話番号を把握し、確実に連絡が取れる状態になっていること
ただし、本人や運営事業者が不誠実で、消費者から連絡が取れないといった事態が起きれば、表示の義務を果たしたことにはならないとされています。
なお、夜間など営業していない時間は、留守番電話を使っても構わないとされています。
自分の取引が当てはまるかや、どう表示すればいいかは、消費者庁の特定商取引法ガイドで確かめるか、専門家に相談しましょう。
個人事業主のホームページでよくある失敗
最後に、個人事業主がホームページを作るときに起きやすい失敗をまとめます。
どれも作った後では気づきにくいものなので、今のSNSやプロフィールとあわせて見直してみてください。
SNSとホームページで、屋号や連絡先が違う
SNSでは新しい屋号なのに、ホームページには前の名前やメールアドレスが残っているケースです。
見た人は、どちらが今の連絡先なのか分からず、連絡するのをやめてしまいかねません。
屋号や連絡先を変えたときは、SNS・ホームページ・名刺・仲介サイトのプロフィールをまとめて直しましょう。
料金の欄が「お問い合わせください」だけになっている
料金の欄に、金額も決まり方も書かれていないケースです。
相手は、頼める金額なのかが分からないまま、問い合わせるかどうかを決めなければなりません。
すべてを書けなくても、料金が何で決まるのかと、ほかにかかる費用の有無だけは書いておきましょう。
実績のページが「準備中」のまま
公開したときに実績のページだけを後回しにして、そのままになっているケースです。
「準備中」が長く続くと、まだ仕事を受けたことがないのかと受け取られてしまうこともあります。
1件でも載せられる仕事があれば先に載せておき、少しずつ足していきましょう。
自宅の住所の載せ方を決めないまま公開する
ホームページの欄を埋めていくうちに、自宅の住所を番地まで載せてしまうケースです。
後から消すことはできても、公開していた間に見た人がいれば、その情報は戻せません。
公開する前に、住所をどこまで出すかを、ネットで売るかどうかとあわせて決めておきましょう。
ネットで売り始めたのに、表示を見直していない
はじめは仕事の紹介だけだったページに、後から申し込みや支払いの機能を足したケースです。
売り方が変わると、特定商取引法に基づく表示が必要になることがあります。
申し込みを受ける仕組みを足すときは、前の章の決まりに当てはまらないかを確かめてください。
よくある質問
ここでは、個人事業主のホームページについてよくいただく質問にお答えします。
SNSだけで足りるかや、住所と本名の扱いなど、迷いやすい点をまとめました。
Q. SNSだけで仕事が来ています。ホームページは作ったほうがいいですか。
今の仕事の量に満足しているなら、急いで作る必要はありません。
ただ、料金の考え方や依頼の流れを何度も同じように聞かれるなら、それをまとめる場所として作る意味があります。
まずはSNSのプロフィールと固定の投稿で、どこまで伝えられるかを試してみましょう。
Q. 自宅で仕事をしています。ホームページに住所を載せないといけませんか。
ネットで物やサービスを売るかどうかが、分かれ目です。
売る場合は、特定商取引法で住所の表示が定められていて、省略するには条件があるとされています。
売らない仕事の紹介のページなら、市区町村までや、仕事を受ける地域だけを書いている人もいます。
Q. 屋号だけで、本名は出さなくてもいいですか。
仕事の紹介のためのページなら、屋号を中心にして作っている人もいます。
ただし、ネットで売る場合の表示では、屋号だけでは認められないとされています。
紹介で仕事を受けるなら、紹介してくれる人がどの名前で伝えているかも、あわせて確かめておきましょう。
Q. Googleビジネスプロフィールがあれば、ホームページはいりませんか。
お店や教室のようにお客様が来る場所があり、地図で見つけてもらえているなら、足りることもあります。
ただ、Googleのガイドラインでは、ビジネスの説明の欄にはリンクを載せられず、価格や値引きなどを中心にした内容も入れないこととされています。
料金の考え方や依頼の流れまで伝えたいなら、それらはホームページにまとめておくのがおすすめです。
Q. 仕事の仲介サイトのプロフィールがあれば、ホームページはいりませんか。
仲介サイトの中で依頼が決まっているなら、プロフィールを整えるほうが先です。
ただ、仲介サイトの外から直接の依頼も受けたいなら、名前で検索したときに見つかる場所があると安心です。
その場合も、外のページで話す内容が、それぞれの仲介サイトの規約に合っているかを確かめておきましょう。
Q. 無料のサービスで作ったホームページでも大丈夫ですか。
仕事の中身と連絡先が分かるなら、はじめは無料のサービスでも役立ちます。
ただ、無料で使える範囲や、後から有料に切り替えるときの条件は、サービスごとに違います。
使い始める前に、無料で使える範囲と、自分の屋号のドメインを使えるかどうかを確かめておきましょう。
まとめ:個人事業主のホームページは、仕事の取り方と相手が確かめたいことで決める
最後に、この記事の要点を整理します。
個人事業主のホームページは、全員に必要なものではありません。
紹介と今の取引先で予定が埋まっていて、仕事を増やす予定がないなら、今は作らない選択も十分にあります。
仕事の取り方ごとに見ると、ホームページの出番は下記のように分かれます。
| 仕事の取り方 | ホームページの出番 |
|---|---|
| 紹介 | 名前で検索されたときに、仕事の中身と連絡先が分かる場所 |
| SNS | 投稿では流れてしまう、料金の考え方や依頼の流れをまとめる場所 |
| 検索 | 知らない人に見つけてもらう入口で、出番がいちばん多い |
| 仕事の仲介サイト | 出番は少なめで、サイトの中のプロフィールが先 |
迷ったときは、実績・料金の考え方・人柄・連絡先・実在するかの5つが、今のSNSやプロフィールで伝わっているかを見てみましょう。
伝わっていないものが多いなら、その分を1ページにまとめることから始めれば、費用も更新の手間も小さく抑えられます。
ネットで物やサービスを売る場合は、特定商取引法に基づく表記の決まりを、消費者庁の案内で確かめてください。
ホームページを作らずにここまで仕事を続けてこられたのは、紹介やSNSで信頼を積み重ねてきたからです。
最後にひとつだけ。
今日、自分の名前と屋号で一度検索してみてください。
紹介された人が目にするのも、そこに出てくるページです。
業種を問わないホームページの役割はホームページの必要性とはに、Googleビジネスプロフィールの始め方はMEO対策とはにまとめています。
ここまで読んで、自分の場合はホームページを作るべきかが気になった方へ。
Onur Markの30分の無料オンライン相談では、今のSNSやプロフィールで伝わっていることと足りないことを、一緒に見ていけます。
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