飲食店を探す人の動きは、他の業種と少し違います。
「そろそろ夕飯を決めたい」という状態でスマートフォンを開き、場所とジャンルを入れて、地図に出てきた数軒を見比べる。
それぞれの写真とメニューと営業時間を確認して、その場で決める。
この一連の流れが、たった数分で終わります。
だからこそ、地図に出てきた時点で情報が揃っているかどうかが重要になります。
そこで重要なのがGoogleビジネスプロフィールの情報整理です。
この記事では、飲食店がGoogleビジネスプロフィールで整えるべき点を、Google公式のガイドラインをもとに網羅的にまとめました。
この記事で分かること
- 飲食店の検索はどう行われているか
- カテゴリの選び方(業態別の対応表つき)
- メニューと予約リンクの登録
- 中休み・不定休・年末年始の営業時間の入れ方
- 写真の優先順位と撮り方
- 口コミの集め方と、飲食店ならではの注意
- 効果の測り方
- 見つけてもらった後にすること
第1章 飲食店の検索はどう行われているか
飲食店の検索は、店名で指名されることより、条件で探されることのほうが多くなります。
- 地名+ジャンル(「梅田 イタリアン」)
- 地名+シーン(「難波 個室 居酒屋」)
- 現在地+ジャンル(「近くのラーメン」)
- 条件つき(「営業中 焼肉」「駐車場あり カフェ」)
つまり、店名を知らない人に見つけてもらう場面が中心です。
決まるまでが速い
飲食店には、他の業種にない特徴があります。
検討時間が極端に短いことです。
美容室なら数日かけて選ぶことがあります。 工務店なら数週間かけます。
飲食店は、その場で決まります。 数分、場合によっては数十秒です。
この短い時間で判断されるということは、揃っていない情報は「無いもの」として扱われるということです。
後から見てもらえる前提が成り立ちません。

Googleが見ている3つの要素
Googleは、ローカル検索の掲載順位について3つの要素を挙げています。
| 要素 | 飲食店での意味 |
|---|---|
| 関連性 | 何の店かがプロフィールから伝わるか |
| 距離 | 検索している人からの距離。変えられない |
| 知名度 | 口コミの数と評価、他サイトでの言及 |
距離は変えられません。 手を入れられるのは、関連性と知名度です。
第2章 カテゴリの選び方
飲食店で最初につまずきやすいのがここです。
Googleのガイドラインには、こう書かれています。
「このビジネスは〜である」を完成させるカテゴリを選ぶ。「〜がある」ではない。
つまり、カテゴリはただ提供しているものではなく、 メインで提供しているものを選ばなければなりません。
例えばカフェとして運営している中で雑貨を販売していたとします。
この場合のカテゴリは「雑貨屋」ではなく「カフェ」です。
このようにカテゴリは一番売っているものを選ぶ必要があります。
| 業態 | メインカテゴリの例 | 選ばないもの |
|---|---|---|
| パスタとピザが中心 | イタリア料理店 | レストラン |
| 焼き鳥と酒 | 焼き鳥店 | 居酒屋(酒が主なら可) |
| コーヒーと軽食 | カフェ | 喫茶店(実態に近いほうで) |
| ラーメン専門 | ラーメン店 | 中華料理店 |
| 定食・丼もの | 定食店 | レストラン |
| 手打ちそば | そば店 | 和食店 |
| ケーキとコーヒー | 洋菓子店 or カフェ | どちらが主かで決める |
注意点として「レストラン」のような広いカテゴリを選ばないでください。
何の店か分からなくなり、条件で探している人に届きにくくなります。

判断に迷ったときの基準
迷ったときは「お客さまは何を目当てに来るか」を考えてみましょう。
パンも置いているカフェなら、目当てはコーヒーです。
そのため、この場合のカテゴリは「カフェ」になります。
サブカテゴリは最小限に
「うちは居酒屋でもあるしバーでもある」と、思いつくものを足したくなります。
けれどもここは我慢してください。
Googleは「中核事業を説明するのに必要な最小限の数にする」としています。
もしも関係の薄いカテゴリを足すと、店の輪郭がぼやけてしまいます。
目安として、メイン1つ+サブ2〜3つに収めてください。
サブカテゴリを足す価値がある場合
サブカテゴリは、増やせば有利になるものではありません。
ただし、次のような場合は追加する意味があります。
- ランチとディナーで業態が変わる(昼は定食、夜は居酒屋)
- テイクアウト専門の窓口を持っている
- 宴会・貸切に力を入れている
闇雲にあれこれ加えてはいけません。
サブカテゴリにはあくまでも実際に提供しているものだけを設定してください。
カテゴリをキーワード代わりに使わない
カテゴリは検索されたいキーワードを入れる欄ではありません。
カテゴリは実態が伴っていなけれあばマイナス評価をされる恐れがあります。
キーワードのように利用するのではなく、正しい項目を選ぶようにしましょう。
第3章 店名にキーワードを入れない
これは飲食店で特に多い失敗です。
「◯◯食堂 梅田駅前 個室あり 宴会予約受付中」
このような店名は、Googleのガイドラインに反します。
実世界での一貫した表記(看板・文具・ブランディング)を反映すること。
Googleも公表しているように、店名に入れていいのは名称だけです。
宣伝したい気持ちもわかりますが、そこはグッとこらえましょう。
入れてはいけないもの
ではどのようなものを入れてはいけないのでしょうか?
店名欄に入れてはいけないものとして、次が挙げられています。
- マーケティングのキャッチコピー
- 営業時間の情報
- 所在地の情報
- 電話番号・URL
- 全部大文字の単語
- 実世界での根拠がない特殊文字
基本的に看板に書いていないものは、店名欄にも書かない。
これが判断の基準です。
違反した場合
違反が見つかると、プロフィールが停止される可能性があります。
一時的に上位に出たとしても、停止されれば地図から消えます。
消えてしまうとそれまで積み上げてきたものが0になる上に、復旧されるとも限りません。
決して割に合わないため、絶対に行わないようにしましょう。
支店がある場合
「◯◯(梅田店)」のような表記は、看板や公式にその名称を使っているなら問題ありません。
支店がある場合も基準は同じです。
実世界でその名前を使っているかどうかで判断しましょう。
第4章 メニューを登録する
飲食店にとって、ここが最も大きい差になります。
地図で見つけた人が次に見るのは、ほぼ確実にメニューと価格です。 出てこなければ、次の店に移ります。
登録できる形
Googleビジネスプロフィールには、メニューを登録する場所があります。
ここには料理名、説明、価格を入れられます。
この中に店舗で提供しているものをすべてを入れる必要はありません。
看板メニューと、価格帯が分かるものを優先していれてください。
優先して載せるもの
メニューが多い場合は全品を登録する必要はありません。
探している人が価格帯を掴めれば十分なので、下記の順で入れてください。
| 優先度 | 内容 |
|---|---|
| 高 | 看板メニュー(3〜5品) |
| 高 | 価格帯が分かるもの(最も安いもの・最も高いもの) |
| 中 | ランチメニュー |
| 中 | コース(あれば) |
| 低 | 全品 |
価格が分からない店は、選択肢から外れやすくなります。
「時価」「応相談」だけの状態は、判断できません。
基本的に人は悪い場合を考えてしまうため、高く見積もられ選ばれなくなってしまいます。
けれども、おおよその予算が分かれば、それだけでも金額の目処がつき、選択肢に入る可能性が上がってきます。
ホームページのメニューページへリンクする
プロフィールには、メニューのURLを設定する欄もあります。
写真つきで見せたい場合や、品数が多い場合は、こちらに掲載しましょう。
ただし、リンク先が古いままだと逆効果です。
価格を変えたときは、リンク先とメニュー欄の両方を直してください。
アレルギー・食事制限への対応
アレルギーや食事制限は来店される方への配慮として必ず記載するようにしましょう。
該当する場合は、属性の設定に加えてメニューの説明にも書くと効果的です。
特に属性は
- ベジタリアン対応
- ハラル対応
- アレルギー表示あり
など、条件で絞り込んで探す人がいます。
書いていなければ、候補に入らないため、漏らさないためにも記載することをおすすめします。
第5章 予約リンクを設定する
Googleビジネスプロフィールでは「予約する」「注文する」のリンクを設定できます。
あらかじめ設定しておけば地図から直接、予約ページへと誘導することが可能です。
電話ではなく、予約システムに直接つなげておけば、忙しい中でも自動で受付が行われるようになります。

設定するときの注意
予約リンクは、どこに送るかで結果が変わります。
下記の3点に注意してください。
- 予約サイトを使っているなら、その予約ページのURLを入れる
- 自社サイトの予約フォームでもかまわない
- トップページではなく、予約ページを直接指定する
リンク先をトップページに設定してしまうと、そこから予約ページを探す手間が増えます。
そうして離脱してしまうお客様をうまないためにも、直接予約ページに誘導するようにしましょう。
電話予約しか受けていない場合
電話番号が正しく登録されていれば、スマートフォンからタップで発信できます。
このとき、ホームページ側の電話番号もタップで発信できるようにしてください。
数字が書いてあるだけでは、コピーして貼り付ける手間が発生します。
予約が埋まっているとき
予約サイトを使っている場合、空き状況が反映されます。
自社フォームの場合は、満席の日を明示するか、その旨を投稿しておくと親切です。
明示する場所はフォームがある媒体が望ましいです。
例えばホームページならばホームページのお知らせ機能。
Instagramならばストーリーといったように、予約を受け付けている場所で発信をしておけば、お客様が気づきやすくなります。
第6章 営業時間の入れ方
飲食店は営業時間が複雑になりがちです。
ここを正確に保つことが、そのまま信用につながります。
中休みがある場合
ランチとディナーの間に休憩を挟む店は多いと思います。
Googleビジネスプロフィールでは、1日に複数の時間帯を設定できます。
もしも営業が2部に分かれている場合は「11:30〜14:00」「17:30〜22:00」のように分けて入れてください。
通しで「11:30〜22:00」と入れると、休憩時間に来店されてしまいます。
空いていると思ってきたお客様は、当然のことながらがっかりしてしまいます。
中には口コミとして残ってしまう場合もありますので、必ず分けて入れておくようにしましょう。
ラストオーダー
ラストオーダーは営業時間の欄には入りません。
そのため、別途プロフィールの説明文や、ホームページ側に書いてください。
「22:00閉店(L.O. 21:30)」の情報がないと、21:45に来た人と店の双方が困ります。
曜日で変わる場合
営業時間は曜日ごとに個別に設定できます。
- 平日はディナーのみ
- 土日はランチもやる
- 金曜だけ深夜まで
このように日によって営業時間が異なる場合は、それぞれ正確な時間を掲載するようにしましょう。
不定休
曜日が固定でない場合、定休日の設定だけでは足りません。
月ごとに特別営業時間を設定するか、最新情報として投稿する運用になります。
不定休の場合は投稿機能を使うのが現実的です。
営業日を月初めや週の頭に投稿するなどして、周知するようにしましょう。
年末年始・臨時休業
ここを更新していない店舗は非常に多いです。
Googleには特別営業時間を設定する機能があります。
- 年末年始
- お盆
- ゴールデンウィーク
- 臨時休業
- 貸切営業の日
など、休業日や貸し切りにする場合はその日が分かった時点で入れておくといいでしょう。
中でも年末年始やお盆、ゴールデンウィークは連休を取り、事前に予定を立てる人も多いため、2週間前ほどには投稿機能などを用いて周知しておくと安心です。
もしも営業していると思って来た人が閉まっていた場合、口コミとして残ってしまうこともあります。
「営業時間が違った」は、低評価の理由として非常に多いので注意しましょう。
深夜営業の場合
深夜営業といったように、日をまたぐ営業時間も設定できます。
「17:00〜翌2:00」のような形で示すことで、深夜も営業していることがお客様に伝わります。
第7章 写真の優先順位
飲食店は写真の重みが大きい業種です。
Googleビジネスプロフィールでは表示される写真を自分で選択することはできないため、魅力を伝える写真を多く掲載しておく方が良いです。
また、メニューの写真だけでなく、外観の写真や店内の様子などの写真も用意しておきましょう。
外観は道案内にもなる
飲食店となると料理写真ばかりに気を取られがちですが、外観は実際に訪れた際にその店舗であっているかを判断する上で役立ちます。
加えてお店の雰囲気も伝える役割もあるため、必ず掲載しておきましょう。
また、外観を撮影する際は下記の点に留意してください。
- 昼と夜の両方で撮影する
- 看板が見える角度で撮る
- 入口が分かるように撮る
地下やビルやモール内に店舗を構えている場合は特に注意が必要です。
そのような場合は入口が分からず、たどり着けずに帰ってしまうケースがあります。
そうならないためにも、店舗は何階にあるのかがわかるように説明文などにも記載しておきましょう。
内観は「誰と行けるか」を伝える
カウンターだけなのか、テーブル席があるのか、個室があるのか。
子ども連れで入れるのか。
これらがテキストからしかわからないのは少し不親切です。
なので写真として見せておくことで、これらの要望を持つお客様の取りこぼしが減ります。
料理写真の撮り方
写真を撮る際はスマートフォンで構いません。
気をつけるのは、下記の3点だけです。
- 自然光が入る時間に撮る
- 加工しすぎない
- 実際に出てくるものと同じ盛り付けにする
注意点として写真はあくまでも自然なものを使用するようにしましょう。
盛りをよくして撮り、実物と異なっていた場合、せっかく来てくれた人ががっかりします。
短期的には来店が増えても、評価が下がりますので加工はしすぎないようにしましょう。

定期的に追加する
写真は一度登録して終わりにしないでください。
季節メニューを出したとき、内装を変えたときなどは写真付きの投稿で知らせましょう。
新しい写真を追加することは、現在も営業しているお店であることを伝える役割もあります。
第8章 口コミが集まりやすい業種だからこそ
飲食店は、他の業種に比べて口コミがつきやすい業種です。
数が増えるぶん、低評価がつく機会も増えます。
集め方のルール
下記のような方法を用いて口コミを集めることは禁止されています。
- 「口コミを書いたらドリンク1杯無料」のような、見返りとの交換
- 「星5でお願いします」といった、内容への注文
- よい感想を持っている人だけを選んで依頼すること
- 従業員へのノルマ強要(客が店内にいる間の依頼を含む)
基本的な考え方としては、何かの見返りや、評価の誘導をするのは禁止で、あくまでも自然な口コミをしてもらわなければいけません。
つまり、見返りを渡さず、内容に注文をつけなければ、感想を書いてもらうよう伝えること自体は問題ありません。
例えば、会計時に一言添える、レシートに案内を載せるなどはOKです。
飲食店ならではの注意
続いて飲食店ならではの口コミの特徴をお伝えします。
下記の点も踏まえて運用を行っていきましょう。
1. 混雑時の対応が口コミになりやすい
待ち時間、席の案内、注文の取り違え。 忙しい時間帯に起きたことが、そのまま書かれます。
評価として書かれてしまった場合にはフォローアップするように返信を行うことが大切です。
2. 味の好みは避けられない
味の評価は主観です。
当然のことながら美味しいと感じる人もいれば、苦手とレビューをする人もいます。
そのため、悪い評価がついたとしても気負いすぎないようにしましょう。
3. 写真つきの投稿が多い
お客様の口コミでは実際の料理の写真が投稿されます。
掲載している写真と差がありすぎると、そこを指摘される恐れがあります。
そのため、自身で撮影する際には加工しすぎず自然なものを掲載するようにしましょう。
返信について
返信の書き方や、低評価への対応はGoogleビジネスプロフィールの口コミ対応にまとめました。
飲食店の場合、返信の速さより一貫性が効きます。
週1回まとめて返す運用でも構いませんので、可能な限り対応するようにしましょう。
第9章 効果の測り方
Googleビジネスプロフィールの効果は管理画面で確認できます。
確認できる項目は下記のとおりです。
| 項目 | 飲食店での意味 |
|---|---|
| 表示された回数 | 見られた回数 |
| 検索に使われた語句 | どんな言葉で見つかっているか |
| ルート検索 | 来店の意思がある人の数に近い |
| 通話 | 予約や問い合わせの数に近い |
| ウェブサイトのクリック | 詳しく知りたい人の数 |
飲食店で特に重要なのはルート検索です。
経路を調べる行為は、行くつもりがあることを示します。
表示回数より、実際の来店に近い指標です。
ここを見れば、Googleビジネスプロフィールからの来客が増えているかが判断できます。
検索語句を見る
管理画面の「検索に使われた語句」からは、実際にどう探されているかが分かります。
実際に確認してみると、自分では想定していなかった言葉が並ぶことがよくあります。
- 想定していなかったジャンル名で見つかっている
- シーン(デート、接待、女子会)で探されている
- 特定のメニュー名で探されている
その言葉を、説明文やメニューに反映してください。
検索に使われた語句を実際に使用することで、その検索を行ったユーザーの検索結果に表示されやすくなります。
ただし、自店舗のサービスと全く関係ない語句は載せないよう注意しましょう。
見方の注意
飲食店は季節と曜日の波が大きい業種です。
そのため、短期間の変化は判断材料としては弱いです。
決して1週間の変化で判断せず、前年の同じ月と比べて長期で判断するようにしましょう。
第10章 よくある失敗
続けてよくある失敗について紹介していきます。
情報が古いまま
MEO対策では、Googleビジネスプロフィールに一度情報を入れて終わりにしてしまう店が多くあります。
価格を変えた、定休日を変えた、メニューを入れ替えた。
このような出来事があった際は必ず更新を行うようにしましょう。
ホームページと営業時間が違う
プロフィールでは22時まで、ホームページでは21時まで。
このように媒体によって情報がズレていると、見た人はどちらを信じていいか分かりません。
営業時間、定休日、電話番号、住所。
この4つは必ず一致させてください。
料理写真だけを大量に載せる
店舗の写真は来店してもらうために重要です。
料理写真だけではどのような店舗なのかがわかりません。
そのため、外観や内観などの写真も合わせてアップロードしておくようにしましょう。
予約リンクをトップページに向ける
トップページに送ると、そこから予約ページを探す手間が増えます。
せっかくその店舗にしようと考えていたとしても、どこから予約すればいいかわからないと、お客様は離れてしまうかもしれません。
迷わせないためにも、予約ページに直接アクセスできるようにしておきましょう。
カテゴリを「レストラン」にする
カテゴリがレストランでは何を提供しているのかが分かりづらいです。
飲食店の場合、料理のジャンルで探している人は非常に多いため、どのようなジャンルの料理を提供しているのかがわかるようにカテゴリを選択しましょう。
年末年始など、大型連休の設定を忘れる
大型連休は予定を立てて出かける人が多いです。
来店先を探している人に向けて、営業しているかどうかの正しい状況を提供できるように、大型連休前は早めに情報を周知するようにしましょう。
価格を載せていない
飲食店の検索は数分で決まります。
その際、料金が載っていなければ予算の見当をつけることができません。
基本的に予算を決めて探している人が多いので、料金が載っていなければこの時点で候補から外れてしまいます。
全品でなくてよいので、最も安いものと高いものだけでも登録してください。
第11章 見つけてもらった後のこと
ここまでがGoogleビジネスプロフィール側の話です。
ただ、プロフィールを整えても、それは見つけてもらうところまでです。
地図で見つけた人は、次にどこを見るか
多くの人は、そのまま予約するわけではありません。
- 地図で候補を数軒に絞る
- 写真と口コミをざっと見る
- ホームページを開く
- メニューの全体像と雰囲気を確かめる
- 決める
3番目でホームページがない、あるいは古いと、そこで候補から落ちます。
加えてGoogleビジネスプロフィールに載せられる情報があらかじめ決まっています。
そのため、下記のような情報には専用の枠がありません。
- コースの詳細と、何が含まれるか
- 席の種類と収容人数
- アレルギー対応の具体的な範囲
- 貸切の条件
- 料理へのこだわり、仕入れの考え方
こうした「選ぶ理由になる情報」は、枠の中には収まりません。
情報を自由に整理できるホームページはこれらの情報を提供するためにも重要です。

ホームページ側で確認すること
最低限、次を満たしているか見てください。
- スマートフォンで問題なく読めるか
- 営業時間・住所・電話番号がプロフィールと一致しているか
- 電話番号がタップで発信できるか
- メニューと価格が分かるか
- 予約の方法が分かるか
ホームページ側で何を整えるかは、飲食店のホームページ集客にまとめています。
合わせてご確認ください。
よくある質問
Q. 店舗が複数あります。プロフィールも複数必要ですか。
必要です。 Googleのガイドラインでは、1拠点につき1プロフィールとされています。
Q. 開業前でも登録できますか。
できます。 開店日を設定して事前に登録しておけます。
内装工事中の様子や、準備の投稿を出しておくと、開店時点で情報が揃った状態になります。
Q. デリバリーやテイクアウトもやっています。どう伝えますか。
プロフィールには属性を設定する項目があります。 テイクアウト可、デリバリー可、店内飲食可などを選べます。
条件で絞り込む人がいるため、該当するものは設定しておいてください。
Q. 口コミの評価が下がってきました。どうすればいいですか。
評価そのものを操作する方法はありません。 できるのは、返信を丁寧に続けることと、指摘された点を実際に直すことです。
星の数より、返信のしかたを見ている人がいます。
Q. ランチと夜で店名を変えたいのですが。
原則としてできません。 1拠点1プロフィールで、店名は実世界の表記に合わせます。
業態が変わることは、説明文やサブカテゴリで伝えてください。
Q. グルメサイトに載せていれば、Googleは要りませんか。
グルメサイトとGoogleマップは、探され方が違います。
「近くの◯◯」で検索したとき、上部に出るのは地図です。 グルメサイトはその下の検索結果に出ます。
両方に載っているのが自然な状態です。
Q. 写真は何枚くらい必要ですか。
枚数の決まりはありません。
最低限、外観2枚・内観1枚・料理10枚があれば判断できます。 そこから、季節ごとに足していく形で構いません。
まとめ
飲食店の検索は「エリア+ジャンル」で来て、数分で決まります。
揃っていない情報は「無いもの」として扱われます。
まず、設定として一度やっておくことが下記の7つです。
- メインカテゴリを1つに絞る。広いカテゴリを選ばない
- 店名にキーワードや地域名を足さない
- 看板メニューと価格を登録する
- 予約リンクは予約ページを直接指定する
- 中休みは分けて入れる。ラストオーダーは説明文へ
- 年末年始・臨時休業は特別営業時間で設定する
- 写真は料理・外観・内観・メニュー表の順で揃える
ここまでは、一度やれば当面そのままで構いません。 そのうえで、続けるのが下記の3つです。
- 口コミに返信する。見返りなしで依頼する
- 季節メニューに合わせて写真と投稿を更新する
- ルート検索と通話の数を月単位で確認する
そして、どれをやるにしても前提がひとつあります。 プロフィールとホームページの情報を一致させることです。
営業時間、定休日、電話番号、住所。 ここがずれていると、どれだけ整えても信用を落とします。
最後にひとつだけ。 プロフィールは見つけてもらうところまでです。 選ばれるかどうかは、その先のホームページで決まります。
MEO全体の考え方はMEO対策とはにまとめています。
関連記事
- MEO対策とは|Googleビジネスプロフィールで店舗集客を始める基本
- 飲食店のホームページ集客|予約につなげる7つの要素
- Googleビジネスプロフィールの口コミ対応|返信の書き方と削除依頼の判断
- MEOとSEOの違い|店舗はどちらから手をつけるべきか
- カフェのホームページ集客
- 居酒屋のホームページ集客