「AIでホームページを作って公開したのに、会社の名前で検索しても出てこない」
「公開してから1か月たつのに、検索から誰も来ていないように見える」
AIを使ってホームページを作った方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
先に結論をお伝えします。
検索に出てこない原因は、順番に確かめていけば、自分で切り分けられます。
確かめる順番は、Googleに登録されているか、登録を止める設定が残っていないか、Googleが中身を読めているか、探されている言葉が書いてあるか、の4つです。
作り直しを考える前に、設定や文章の見直しで直せる原因でないかを確かめておきましょう。
この記事では、AIで作ったホームページが検索に出てこないときの確認手順を、順番に整理しました。
AIで作ったホームページでつまずきやすい点の全体はAIで作ったホームページの改善策にまとめていますので、あわせてご覧ください。
この記事で分かること
- 検索に出てこないときの4つの段階
- Googleに登録されているかの確かめ方
- 登録を止めている設定の見つけ方
- Googleが中身を読めているかの確かめ方
- 登録を早めるためにできること
AIで作ったホームページが検索に出てこないときの、4つの段階
まずは、検索に出てこない状態を、4つの段階に分けて整理しておきましょう。
どの段階にいるのかによって、やることがまったく変わります。
段階1:Googleにまだ知られていない
公開したばかりのホームページは、Googleがまだ見つけていないことがあります。
Googleのヘルプでは、登録が完了するまでにかかる時間は、一般的に1日から数週間が目安とされています。
そのため、公開して数日で検索に出てこないのは、珍しいことではありません。
この段階では、待つことと、Googleに知らせることが主な対応になります。
段階2:登録を止める設定が残っている
制作中のページを検索に出さないための設定が、公開したあとも残っていることがあります。
この設定が残っていると、どれだけ待っても検索には出てきません。
AIや制作ツールが、制作中のページにあらかじめこの設定を付けている場合があります。
公開するときに外し忘れやすいので、早めに確かめておきたい点です。
段階3:Googleが中身を読めていない
ページは見つけられているのに、書いてある内容をGoogleがうまく読み取れていない状態です。
文字が画像になっていたり、プログラムであとから表示される作りになっていたりすると起きやすくなります。
見た目はきちんと表示されているので、自分では気づきにくい原因です。
確かめる方法は、後半の章でお伝えします。
段階4:登録されているが、順位が低い
Googleには登録されているのに、検索結果の後ろのほうにいて、見つけてもらえない状態です。
この場合は、登録の問題ではなく、ページの内容の問題として考えます。
探している人が使う言葉が、ページに書かれているかを見直しましょう。
4つの段階のどこにいるのかを、次の章から順番に確かめていきます。

最初に確かめる:Googleに登録されているか
ここからは、実際に確かめる手順をお伝えします。
最初に確かめるのは、ホームページがGoogleに登録されているかどうかです。
「site:」を付けて検索する
いちばん手軽な確かめ方は、Googleの検索窓に「site:」と自分のホームページのアドレスを続けて入れる方法です。
例えば、アドレスが example.com なら、「site:example.com」と入力して検索します。
検索結果に自分のページが出てくれば、Googleに登録されています。
1件も出てこない場合は、まだ登録されていないか、登録を止める設定が残っている可能性があります。
Search Consoleで、ページごとに確かめる
より正確に確かめるには、Googleが無料で提供している「Search Console」を使います。
ホームページを登録すると、Googleからどう見えているのかを確かめられるようになります。
画面の上にある検査の欄にページのアドレスを入れると、そのページが登録されているかどうかが表示されます。
登録されていない場合は、その理由も表示されるので、次に何をすればいいのかが分かります。
公開してからの日数を数える
登録されていなかった場合は、公開してから何日たっているのかを確かめましょう。
Googleのヘルプでは、サイトマップの送信や登録のリクエストをしたあと、少なくとも1週間程度たってから問題があるかを判断するよう案内されています。
公開して数日であれば、設定を確かめたうえで、まず待つのが正しい対応です。
焦って作り直したり、アドレスを変えたりすると、かえって登録が遅れてしまうことがあります。

登録を止める設定が残っていないか
次に、Googleへの登録を止めてしまう設定が残っていないかを確かめます。
ここで見つかる原因は、設定を1つ直すだけで解決することが少なくありません。
検索に出さない設定が付いていないか
ページを検索に出さないようにする「noindex」という設定があります。
この設定が付いているページは、Googleが見つけても登録されません。
制作ツールを使っている場合は、公開の設定の画面に、検索エンジンへの表示についての項目がないかを確かめましょう。
項目の名前はツールによって違いますが、検索に表示しない設定になっていたら、表示する設定に切り替えます。

Googleの巡回を止める設定になっていないか
ホームページには、Googleなどの巡回を受け付けるかどうかを伝える「robots.txt」というファイルがあります。
このファイルで巡回を止めていると、Googleはページの中身を読みに来られません。
Search Consoleでページを検査すると、巡回が許可されているかどうかが表示されます。
許可されていない場合は、ツールの設定か、ファイルの内容を直す必要があります。
パスワードや公開範囲の制限が残っていないか
制作中に、パスワードをかけたり、限られた人だけが見られる設定にしたりすることがあります。
この制限が残っていると、Googleもページを見ることができません。
確かめ方は、ログインしていない状態でホームページを開いてみることです。
別のブラウザや、スマートフォンから開いて、制限なく見られるかを確かめましょう。
仮のアドレスのまま公開していないか
制作ツールが用意した仮のアドレスで公開し、あとから自分のアドレスに切り替えることがあります。
アドレスが変わると、Googleは新しいアドレスをあらためて読み直すことになります。
名刺やSNSに載せているアドレスと、実際に公開されているアドレスが同じかを確かめておきましょう。
アドレスを切り替えた場合は、Search Consoleにも新しいアドレスで登録し直します。
Googleが中身を読めているか
続いて、Googleがページの中身を読み取れているかを確かめます。
人の目には同じように見えていても、Googleには文字が届いていないことがあります。
文字が画像になっていないか
見出しや説明の文章が、画像として貼り付けられていることがあります。
画像の中の文字は、ページの文章としてはGoogleに伝わりにくくなります。
確かめ方は、ページの文字をマウスでなぞって選択できるかを見ることです。
選択できない文章は画像になっているので、文字として書き直しましょう。

プログラムであとから表示される作りになっていないか
AIが作るホームページには、ページを開いたあとに、プログラムで文字を表示する作りのものがあります。
Googleの説明では、こうしたページは、巡回、表示の再現、登録の3つの段階で処理されます。
表示の再現には順番待ちがあるため、文字で書かれたページに比べて、読み取りに時間がかかることがあります。
Search Consoleの検査の画面で、Googleが取得したページの内容を見て、文章が入っているかを確かめておきましょう。
ページごとのタイトルと説明文が入っているか
検索結果には、ページのタイトルと説明文が表示されます。
AIで作ったホームページでは、すべてのページのタイトルが同じだったり、仮の言葉のままだったりすることがあります。
タイトルには、会社の名前と、そのページの内容が分かる言葉を入れておきます。
説明文も、ページごとに内容を変えて書いておくと、検索結果で選んでもらいやすくなります。
見出しが、見出しとして作られているか
見た目は大きな文字でも、Googleには見出しとして伝わっていないことがあります。
文字を大きく太くしただけでは、ページの構成は伝わりません。
見出しは、見出し用の設定を使って作っておきます。
AIに作り直しを頼むときは、「見出しを見出しのタグで作ってほしい」と伝えると直してもらえます。
探されている言葉が、ページに書いてあるか
ここでは、登録はされているのに見つけてもらえないときに、確かめたい点をお伝えします。
探している人が検索窓に入れる言葉が、ページの中に文字として書いてあるかを見ていきましょう。
会社の名前が、文字で書いてあるか
会社の名前で検索しても出てこないときは、名前がロゴの画像にしか入っていないことがあります。
ロゴだけでは、会社の名前がページの文章として伝わりません。
タイトルと、ページの本文、会社概要に、会社の名前を文字で書いておきましょう。
読み方が難しい名前や、英字の名前の場合は、カタカナの表記も添えておくのがおすすめです。
地域と業種が書いてあるか
「地域名+業種」で探している人に見つけてもらうには、その言葉がページに書かれている必要があります。
デザインを優先して、何の会社なのかが短い英語だけで書かれているホームページも少なくありません。
トップページの最初のほうに、どの地域で、何をしている会社なのかを日本語で書いておきます。
例えば「大阪府守口市のホームページ制作会社」のように、地域と業種を続けて書く形です。
この一文があるだけで、Googleにも、初めて見た人にも、何の会社なのかが伝わります。

会社の情報が載っているか
住所や電話番号、代表者の名前などの会社の情報は、実在する会社であることを伝える材料になります。
AIで作ったホームページでは、こうした情報が抜けていたり、仮の内容のままだったりすることがあります。
会社概要のページを用意して、下記の4つを正しく載せておきましょう。
- 会社の名前
- 住所
- 電話番号
- 代表者の名前
Googleビジネスプロフィールを使っている場合は、そちらの表記ともそろえておきます。
表記がそろっていると、同じ会社の情報として受け取ってもらいやすくなります。
同じ名前の会社やサービスがないか
会社の名前が一般的な言葉だったり、同じ名前の会社がほかにあったりすると、名前だけの検索では上に出にくくなります。
この場合は、登録や設定の問題ではありません。
名前に地域や業種を足した言葉で検索して、出てくるかを確かめてみましょう。
名刺やチラシで案内するときも、名前と地域を組み合わせた検索を伝えておくと、見つけてもらいやすくなります。
Googleへの登録を早めるためにできること
次に、Googleにホームページを知らせて、登録を早めるための方法をお伝えします。
どれも無料でできるので、公開したら早めに済ませておきましょう。
Search Consoleに登録して、サイトマップを送る
Search Consoleにホームページを登録すると、Googleにページの一覧を送れるようになります。
このページの一覧を「サイトマップ」と呼びます。
サイトマップを自動で作る機能を持つ制作ツールもあります。
サイトマップのアドレスをSearch Consoleに登録しておけば、新しいページもGoogleに伝わりやすくなります。
インデックス登録をリクエストする
Search Consoleでページを検査すると、「インデックス登録をリクエスト」というボタンが表示されます。
これは、Googleに「このページを見に来てください」と伝えるための機能です。
リクエストは、ページごとに1回送れば足ります。
何度も送っても、順番や優先順位は変わらないと、Googleの画面でも案内されています。
ほかの場所から、ホームページへリンクする
GoogleビジネスプロフィールやSNSのプロフィールに、ホームページのアドレスを載せておきましょう。
ほかの場所からリンクされていると、Googleにも、人にも見つけてもらいやすくなります。
Googleビジネスプロフィールの設定はMEO対策とはにまとめています。
取引先や所属している団体のホームページに、紹介のリンクを載せてもらえないかを相談してみるのも1つの方法です。
AIで作ったホームページが検索に出ないときの、よくある失敗
ここでは、検索に出てこないときにやってしまいがちな失敗をまとめます。
どれも良かれと思ってやることなので、先に知っておくと遠回りを避けられます。
公開して数日で、作り直してしまう
検索に出てこないことに焦って、数日のうちにホームページを作り直してしまうケースです。
作り直すと、Googleはもう一度読み直すことになり、登録がさらに遅れることがあります。
登録を止める設定がないことを確かめたら、少なくとも1週間程度は待ちましょう。
アドレスを何度も変えてしまう
ページのアドレスを、公開したあとに何度も変えてしまうケースです。
アドレスが変わると、Googleは新しいページとして読み直すことになり、登録に時間がかかります。
アドレスは公開する前に決めて、公開したあとは変えないようにしてください。
Search Consoleに登録していない
検索に出てこないと感じているのに、Search Consoleを使っていないケースです。
登録されているのか、何が原因なのかが分からないまま、手探りで直すことになってしまいます。
無料で使えるので、公開したその日に登録しておきましょう。
検索に出さない設定のまま公開している
制作中に付けた、検索に出さない設定を外さずに公開しているケースです。
この状態では、どれだけ内容を良くしても、Googleには登録されません。
公開するときの確認の項目に、この設定を見ることを入れておいてください。
自分のアドレスを直接入れて、確認したつもりになっている
アドレスを直接入れて開けたことで、検索にも出ていると思い込んでいるケースです。
ホームページが開けることと、検索に登録されていることは別の話です。
「site:」を付けた検索か、Search Consoleで、登録されているかを確かめましょう。
よくある質問
ここでは、AIで作ったホームページと検索について、よくいただく質問にお答えします。
待つ期間の目安や、AIで作ったことの影響など、迷いやすい点をまとめました。
Q. 公開してから、どのくらいで検索に出るようになりますか。
Googleのヘルプでは、一般的に1日から数週間が目安とされています。
サイトマップを送ったり、登録をリクエストしたりしたあとは、少なくとも1週間程度待ってから判断しましょう。
数週間たっても登録されない場合は、登録を止める設定が残っていないかを確かめてください。
Q. AIで作ったホームページは、検索で不利になりますか。
AIで作ったこと自体が理由で、不利になるわけではありません。
Googleは、コンテンツがどのように作られたかではなく、その品質を重視すると説明しています。
読む人にとって役に立つ内容かどうかが評価される、という考え方です。
Q. 会社の名前で検索しても出てきません。なぜですか。
まず、Googleに登録されているかを確かめましょう。
登録されていない場合は、公開してからの日数と、登録を止める設定を確かめます。
登録されているのに出てこない場合は、会社の名前が文字で書かれているかと、同じ名前の会社がないかを見てください。
Q. Search Consoleは、無料で使えますか。
無料で使えます。
Googleのアカウントがあれば、ホームページを登録して使い始められます。
登録のときに、ホームページの持ち主であることを確かめる手続きがあるので、制作ツールの案内に沿って進めましょう。
Q. インデックス登録のリクエストは、何度も送ったほうがいいですか。
ページごとに1回で足ります。
何度も送っても、順番や優先順位は変わらないと案内されています。
ページの内容を大きく直したときに、あらためて1回送る形がおすすめです。
Q. 検索に出てこないときは、作り直したほうが早いですか。
作り直す前に、この記事の順番で原因を確かめましょう。
設定を1つ直すだけで解決する原因も少なくありません。
原因が分からないまま作り直すと、同じ設定がまた残ってしまうおそれがあります。
まとめ
最後に、この記事の要点を整理します。
AIで作ったホームページが検索に出てこないときは、原因を順番に確かめていけば、自分で切り分けられます。
確かめる順番は、下記の4つです。
- Googleに登録されているか
- 登録を止める設定が残っていないか
- Googleが中身を読めているか
- 探されている言葉が、ページに書いてあるか
Googleへの登録には、一般的に1日から数週間程度かかるとされています。
公開して数日であれば、登録を止める設定がないことを確かめたうえで、待つのが正しい対応です。
最後にひとつだけ。
ホームページを公開したら、その日のうちにSearch Consoleに登録してください。
Googleからどう見えているのかが分かれば、手探りで直す必要がなくなります。
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もっと詳しく知りたいという方はぜひ合わせてご覧ください。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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